中国と日本のロボット産業を比較|導入拡大と供給力から考える日本企業の商機
中国のロボット産業を見るうえで重要なのは、導入市場の拡大と、メーカーの供給力を分けて捉えることです。国際ロボット連盟が2026年9月に公表した2025年統計では中国の導入が増える一方、日本ロボット工業会の同年統計では日本の生産・輸出も増えており、国内導入の規模だけでは両国の競争力を判断できません。本稿では統計と中国語の政策資料を読み解き、中国市場への参入、中国企業との提携、日本での導入支援を検討する際の機会と確認事項を整理します。
要点
中国の2025年の産業用ロボット導入は前年比20%増、日本は19%減でした。日本の国内導入減少と、日本メーカーの生産・輸出増加は同時に起きています。国ごとの導入台…
2026年10月21日
Bi Tao